内部造作
竣工予定:2020年7月末
延床面積:LK 42.83坪
LK+ 18.57坪
建物概要:LK 木造2階建て
LK+ 木造2階建て
設計監理:中島工務店設計室
2010年3月竣工 LITTLE KASHIMO「通称LK」可児モデルハウス
2013年3月竣工 LK+ことギャラリー棟
体験宿泊型のモデルハウスを目的とし冬の寒さでも快適に過ごせるようリニューアルします
外部サッシの仕様をに変え、外部木部の再塗装
ギャラリー棟は老朽化した外壁板をガルバリウム鋼板の鎧壁に改装
2020年8月23日(土) リニューアルオープンします!
今回は、可児モデルハウスのリニューアルの目的であります、
リビングの吹抜けを縮小し、2階の書斎スペースを広くするための
内部造作についてリポートします。
まず始めに、吹き抜け部分に4m近い杉材の梁を2本架けていくのですが、
既存の梁に継手のほぞ穴加工をしていきます。
新設の梁には、ほぞ加工を施します。
梁の加工を終え、2本の梁を上から落し込みます。
寸法がピッタリで、落し込むのに一苦労です。
コーチボルトで更に梁の連結補強をします。
梁を架け終えたら、2階の床を張りますが、
床材を張る前に、28mm厚の構造用合板を下地として張っていきます。
続いて、捨て張りの構造用合板の上に、杉材の床材フローリングを張っていきます。
吹抜けには、転落しないよう手摺壁も製作していきます。
2階の書斎側の壁板は、床材同様に杉の板材を張り、1階リビング側は、桧の板材を張っていきます。
2階書斎側の板張り完了です。
1階リビング側の桧の板張りも完了です。
板張り完了後、工場にて製作を終えた、書籍棚を搬入し、備え付けます。
約4帖の2階書斎スペースの拡大の完成です。
2階はかなり広くなった感じがします。
次回は、リニューアルの完成の全貌を報告します。
現場監督 奥村晃弘