【プラス1の家】土台伏せ・床伏せ
敷地は愛知県名古屋市、坂の上に建つ閑静な住宅街です。
お施主様がここで暮らし始めたのは8年前のこと。中古住宅を購入したお施主様は、改修工事を中島工務店に依頼。これをきっかけに、改修を重ねていく中で「いつか建替えたい、その時は中島工務店で!」と夢膨らませていました。
一時期は、様々な要因によって諦めそうになった時もありましたが、お施主様の強い意志や関係者の方の努力によって「プラス1の家」はスタートしました。
この現場リポートでは、お施主様と中島工務店が夢の実現に向かって奮闘していく様子をリポートいたします!
竣工予定 2023年3月
延床面積104.75㎡ (31.69坪)
設計・監理:中島工務店設計室 香田雅紀
土台伏せ
少し肌寒く感じる早朝、棟梁が現場に到着。さっそく土台を番付に従って配っていきます。
配り終えたら、それぞれの土台にアンカーボルトの位置を示し、ボルト孔を開けます。
土台の裏には基礎パッキンを取り付けます。これを取り付けることで、床下は常に換気されている状態になって木材を腐食から守ってくれます。
また、ネズミなどの侵入を防いでくれたりする便利屋さんです。
基礎の上に土台を伏せていきます。継ぎ手や仕口は掛矢を使ってはめ込みます。
続いて大引きを配り、最後に鋼製束を取付けたら土台伏せ完了!
床伏せ
土台伏せから2日後、床伏せをしていきます。
断熱材で使用するグラスウールは濡れると乾燥しにくい性質を持っていて、それがカビの原因になってしまうこともあります。晴れに感謝しながら作業していきます。
断熱の施工が完了したら床合板を配り、くぎ打ち機で打ち付けます。
床伏せ完了です!イージーコートで床を雨や汚れから守ります。
次回!建前をリポートします!
住まいが形として組みあがっていく1週間。ぜひご覧ください!
現場監督見習い:戸松拓海