現場リポート

【プラス1の家】基礎工事①

敷地は愛知県名古屋市、坂の上に建つ閑静な住宅街です。
お施主様がここで暮らし始めたのは8年前のこと。中古住宅を購入したお施主様は、改修工事を中島工務店に依頼。これをきっかけに、改修を重ねていく中で「いつか建替えたい、その時は中島工務店で!」と夢膨らませていました。
一時期は、様々な要因によって諦めそうになった時もありましたが、お施主様の強い意志や関係者の方の努力によって「プラス1の家」はスタートしました。
この現場リポートでは、お施主様と中島工務店が夢の実現に向かって奮闘していく様子をリポートいたします!

竣工予定 2023年3月
延床面積104.75㎡ (31.69坪)
設計・監理:中島工務店設計室 香田雅紀

投稿日/ 2022年12月07日
03

地盤改良

地盤調査の結果、不同沈下を起こす可能性が高いということがわかりました。

そのため、基礎工事に入る前に柱状改良工法で地盤改良を行います。

柱状改良工法は、硬い地盤まで続くコンクリートの柱をつくり、硬い地盤、柱と土の摩擦で建物を支えようという工法になります。

基礎工事

縁の下の力持ちである基礎。基礎は建物の荷重を地面へと伝える「自然と住まいをつなぐための接点」として大切な部分です。その礎が出来上がるまでの過程をざっくりとですがリポートします。

はじめに丁張を行います。基礎をつくる基準となるとても重要な作業で、配置・通り・高さを出します。

その後、根切り、砕石敷き、防湿シート敷き、、、と工程を進め捨てコンクリートを打設します。

捨てコンクリートは強度に関係しませんが、型枠を配置するときに必要な基準線を出したりするのに使います。精度が命の基礎工事において捨てコンクリートは重要な役割を担っています。

第3回現場リポートは以上となります。

次回は基礎工事の続き、型枠・配筋・コンクリート打設をリポートします。

お楽しみに!

 

現場監督見習い:戸松拓海