断熱工事
愛知県尾張旭市で住まいづくりが始まりました。
このご縁の始まりは、、、
お施主様と弊社名古屋支店長が
お互いの息子さんの高校野球時代の父母会で
活動をともにしていたことがきっかけです。
卒業後もお互いのブログを通して
お付き合いが続いていました。
そんな中、住まいづくりの構想が立ち、
晴れてお手伝いをする運びとなりました。
竣工予定:2022年12月末
延床面積:89.44㎡(27.05坪)
建物概要:木造2階建て
設計監理:中島工務店設計室 加藤隆
断熱・気密工事
「”笑画家 “wa ga ya”」では外装の仕上げが完了し、
内部の工事も順調に進み完成に向け、順調に進んでおります。
今回は、断熱・気密工事の様子をリポートしていきます。
断熱・気密工事
床断熱はアクリアUボードピンレス 厚み80mmを使用し、写真のように土台、大引き間に敷き込んでいきます。
断熱の下側に不織布が貼ってあり、それをタッカー針で留め付け、隙間なく敷き込んでいきます。
敷き込みが終わると、床合板を張り込んでいきます。
壁断熱は、アクリアウール 厚み120mmを使用し、外壁に面する壁に隙間が無いように充填していきます。
その上から気密シートを両面テープで張り上げていき、ジョイントや隙間を気密テープで確実に空気の通り道を塞いでいきます。
天井断熱は、アクリアマット 厚み155mmを使用し、天井断熱は、2階天井・屋根、下屋根部分に敷き込んでいきます。
天井の下地組みの上に敷き込んでいき、壁断熱同様気密シートを張っていきます。
浴室周りも断熱を施工します。
基礎の土間、立上り部にスタイロフォームを敷き込み、発砲ウレタンで隙間を塞ぎ、
壁、天井も他と同様に断熱材、気密シートで施工していきます。
断熱材は見えなくなってしまうところですが、とても重要な部分です。
でうすので、弊社では施工後に社内検査を行い、断熱材が確実に充填されているか確認します。
また、断熱に気密をプラスすることにより、コンセント周りや壁等、わずかな隙間からの外気の浸入を遮断しなければなりません。
建築費は高くついてしまいますが、冷暖房費用の節約にもなり、今後暮らしていく上でのランニングコストが抑えられるため、
トータルで考えるとメリットが多いです。
快適で、長く暮らせる家づくりをするために、とても重要な工事だといえます。
次回は、大工の造作工事をリポートします。
どうぞお楽しみに!!
現場助監督:佐藤祥太朗