現場リポート

断熱工事

愛知県尾張旭市で住まいづくりが始まりました。
このご縁の始まりは、、、
お施主様と弊社名古屋支店長が
お互いの息子さんの高校野球時代の父母会で
活動をともにしていたことがきっかけです。
卒業後もお互いのブログを通して
お付き合いが続いていました。
そんな中、住まいづくりの構想が立ち、
晴れてお手伝いをする運びとなりました。

竣工予定:2022年12月末
延床面積:89.44㎡(27.05坪)
建物概要:木造2階建て
設計監理:中島工務店設計室 加藤隆

投稿日/ 2022年10月28日
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断熱・気密工事

「”笑画家 “wa ga ya”」では外装の仕上げが完了し、

内部の工事も順調に進み完成に向け、順調に進んでおります。

今回は、断熱・気密工事の様子をリポートしていきます。

 

断熱・気密工事

床断熱はアクリアUボードピンレス 厚み80mmを使用し、写真のように土台、大引き間に敷き込んでいきます。

断熱の下側に不織布が貼ってあり、それをタッカー針で留め付け、隙間なく敷き込んでいきます。

敷き込みが終わると、床合板を張り込んでいきます。

 

壁断熱は、アクリアウール 厚み120mmを使用し、外壁に面する壁に隙間が無いように充填していきます。

その上から気密シートを両面テープで張り上げていき、ジョイントや隙間を気密テープで確実に空気の通り道を塞いでいきます。

 

天井断熱は、アクリアマット 厚み155mmを使用し、天井断熱は、2階天井・屋根、下屋根部分に敷き込んでいきます。

天井の下地組みの上に敷き込んでいき、壁断熱同様気密シートを張っていきます。

 

浴室周りも断熱を施工します。

基礎の土間、立上り部にスタイロフォームを敷き込み、発砲ウレタンで隙間を塞ぎ、

壁、天井も他と同様に断熱材、気密シートで施工していきます。

 

断熱材は見えなくなってしまうところですが、とても重要な部分です。

でうすので、弊社では施工後に社内検査を行い、断熱材が確実に充填されているか確認します。

 

また、断熱に気密をプラスすることにより、コンセント周りや壁等、わずかな隙間からの外気の浸入を遮断しなければなりません。

建築費は高くついてしまいますが、冷暖房費用の節約にもなり、今後暮らしていく上でのランニングコストが抑えられるため、

トータルで考えるとメリットが多いです。

快適で、長く暮らせる家づくりをするために、とても重要な工事だといえます。

 

次回は、大工の造作工事をリポートします。

どうぞお楽しみに!!

 

現場助監督:佐藤祥太朗