中津川市・付知の家
中津川市
【建物性能】
①延床面積150㎡(45.3坪)
1F:93.5㎡(28.3坪)2F:56.5㎡(17坪)
②断熱性能 UA値:0.43
C値:0.50
BELS:★★★★
省エネ等級:4
③耐震等級:2
④長期優良認定住宅
C値:相当すき間面積
※C値の詳しい説明は「現場レポート 成増のいえ 気密施工」
をご覧ください。
BELS:建築物省エネルギー性能表示制度
暖かくゆったり暮らす終の棲家
付知出身の住まい手さんが、東京からの里帰りに伴い新たに建てた終の棲家。
冬は氷点下まで冷え込む中津川市付知町で暖かく暮らしたいという住まい手さんのために充填断熱+付加断熱、窓にはトリプルガラスを採用。
建物配置・外構・間取り・開口部サイズ・冷暖房機器など細部に至るまで具体的な住まい手さんの要望をもとに夏期・冬期の日射取得・遮蔽から室温変化・冷暖房負荷・エネルギー消費量・中間期における通風計画など各種シミュレーションを行い設計・実現した。
【仕上げ】屋根:ガルバリウム鋼板 外壁:そとん壁
これからガレージ・アトリエ棟が設置されより賑やかになる予定の庭。
屋根から突き出た煙突は1階に設置された薪ストーブのものです。
【仕上げ】土間:玉砂利洗い出し 壁:珪藻土
ゆったりとした玄関ホールの上部には木格子に挟まれたクリアパネルの明り取りを設置。
奥まで抜ける視線の先には窓の大きさに合わせた造り付の棚が納まっています。
【仕上げ】床:杉厚板・深岩石 壁:桧板 天井:桧板
リビング・ダイニングは「山小屋のような空間で広く」という要望に
壁・天井は東農ひのき、床は長良川スギの無垢フローリング。
18畳のゆったりとした空間を実現するために構造計算をし、耐震性を検討しました。
【仕上げ】床:杉厚板・深岩石 壁:桧板・珪藻土 天井:桧板
暮らしの中心に置かれた薪ストーブ配置。火を見ながら落ち着けるリビングスペースとなっている。
リビング・ダイニングからキッチンへと続く入り口は珪藻土で仕上げ上部を丸くしワンポイントに。
【仕上げ】床:杉厚板 壁:キッチンパネル・珪藻土 天井:珪藻土
システムキッチンの右側には冷蔵庫や食器棚を置けるスペースを配置。
向かい側にも棚を置けるスペースを設けることで収納スペースを確保した。
【仕上げ】床:杉厚板 壁:キッチンパネル・珪藻土
1階のトイレは階段下に配置しスペースを有効活用。
水や汚れの撥ねやすい部分の壁はキッチンパネルにし床にはタイルを敷くことで汚れにくくしている。
【仕上げ】床:畳 壁:聚楽 天井:竿縁
御霊所を備えた和室。落ち着いた色合いの聚楽壁と建具で統一されている。
天井は竿縁天井にして中心には造作の照明を取り付けて柔らかな光が当たるようにした。
【仕上げ】床:コルクタイル 壁:桧板 天井:桧板
洗面脱衣室は天井・壁を水に強い桧板にし、床は冷たく感じにくいコルクタイルで仕上げた。
浴室には換気乾燥暖房機を設置。
浴室と脱衣室を繋ぐドアの上にも暖房機を設置して冬場でも暖かくできるようにした。
【仕上げ】床:杉厚板 壁:珪藻土 天井:桧合板
階段は段差を低く緩やかにして上りやすくした。
階段室にも文庫本サイズが入る棚を取り付け収納量を確保した。
【仕上げ】床:杉厚板 壁:珪藻土 天井:桧合板
ゲストルームは押入を設けるだけにし、来訪があれば泊まれるようにシンプルな設計にした。
【仕上げ】床:杉厚板 壁:珪藻土・キッチンパネル 天井:桧合板
2階のトイレは洗面台を別に設けて朝の身支度もできるようにした。
洗面台の周りの水が跳ねやすい場所はキッチンパネルにし掃除しやすい設計に。
【仕上げ】床:杉厚板 壁:珪藻土 天井:桧合板
寝室には1階の薪ストーブの煙突を通すことで、
薪ストーブをつけると寝室も温まり、無駄なく熱を使うことができる。
【仕上げ】床:杉厚板 壁:シナ合板 天井:桧合板
寝室に隣接したウォーキングクローゼットには今まで使用してきた家具を置けるように
スペースを取りさらに収納を確保するため高い天井を生かして棚を作成。
【仕上げ】屋根:ガルバリウム鋼板 外壁:そとん壁
日が落ちると暖かい光がもれる家へとなっていく。
夜は木製の雨戸を閉めることで防犯もしっかりと行える。
【仕上げ】土間:玉砂利洗い出し 壁:珪藻土
玄関土間からの冷気を遮るように玄関とホールに引戸を配し、廊下や共有空間の寒さ対策も行った。
木製の格子にクリアパネルの建具にすることで閉めていても明かりが入り奥まで視線が通るようになっている。
【仕上げ】床:杉厚板・深岩石 壁:桧板・珪藻土 天井:桧板
夜は暖かい明かりで落ち着いた空間を提案。
付知のいえは「加子母っ子タイム」でも紹介しています。是非ご覧ください。