現場リポート

【松田の家】地盤改良工事

中津川の眺めの良い高台に建つ葺き下ろす大屋根に特徴のある家。
畳コーナー付きの広いリビングダイニング
階段下に設けた書斎コーナーなど造作家具を取り入れた無駄のない間取り。
お施主様とつくる中島工務店の家作りが始まります。

竣工予定 2021年5月
延床面積 116.76㎡(35.32坪)
設計・監理 中島工務店設計室 加藤隆

投稿日/ 2020年12月22日
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 地盤改良工事

11月中旬に地鎮祭を終え、本日から現場が着工しました。

設計段階で地盤調査を実施して改良が必要と判定されたため、

まず最初に地盤の改良工事を行います。

湿式柱状改良工法といい、オーガーと呼ばれる大きなドリルで地面に穴を掘りながら

セメントを注入して土と攪拌し硬化させる工法です。

住宅ではこの改良工法が多く採用されています。

 

配置確認で決定した建物の配置から改良杭の位置を出します。(青のテープが杭の位置です。)

施工する重機を設置して杭芯・所定の深度を合わせます。

穴を掘りながらセメントを注入して土と攪拌させます。

直径50㎝の杭を深さは3mまで施工します。

改良部分は全部で41箇所。

改良杭は建物荷重・積載荷重を考慮して配置してあります。

最終的に杭の天端を均して工事完了となります。

湿式柱状改良工事の所要時間は2日間。

雨・雪の影響を受けることなく無事終了しました。(山は雪が降っています・・)

続いては基礎工事が始まります。

これからは寒さが増していくばかりなので、出来る限り早く基礎工事を完了させたいと思います。

 

現場担当:佐々木悠志