現場リポート

【西畑の家】エコナ塗り・中霧島壁塗り

中島工務店社員 の自邸の新築工事が始まりました。
中島工務店の家作り、最後までお楽しみください。

竣工予定:2022年5月
延床面積:154.86㎡(46.85坪)
建物概要:長期優良住宅・木造平屋建て
設計監理:中島工務店設計室 加藤隆

投稿日/ 2022年04月18日
13

エコナ塗り・中霧島壁塗り

今回は、内部の塗り壁を二種類使用しているので紹介します。

けいそうエコナ塗り

けいそうエコナは珪藻(けいそう)という藻類の一種の化石が積み重なって

堅くなった土で、調湿機能、消臭機能が特徴です。

珪藻土は直径2~50ナノメートルというごくごく小さな穴が無数に空いた多孔質素材なので、

その穴が湿気を吸ったり吐いたりすることで調湿するという仕組みです。

同時ににおいの元を吸い取ってくれるので消臭効果もあるとされています。

仕上がりはざらざらしたテクスチャーで、左官の仕上げによって独特の風合いを演出できます。

塗り壁の中では色のバリュエーションも多く、自然素材らしい柔らかな色合いに加えて

赤・黒・グリーンなども選べます。

中霧島壁ライト

シラスは火山から噴出したマグマが岩石となる前に粉末になったものです。

珪藻土同様に調湿機能、消臭機能があります。

珪藻土との違いは、珪藻土同様にシラスを左官材にするためには混ぜものが必要なんですが、

シラス壁はその混合材も100%自然素材と謳っています

仕上がりはこちらもザラザラしていて、左官の仕上げ方によって印象が変わるのも

珪藻土と同じです。

色のバリエーションは少なめで、自然素材らしい落ち着いた色合いが中心です。

次回、完成となります。お楽しみに!!

現場監督見習い:佐藤祥太朗