【幸せ叶える家】第3回 基礎工事後編
外周部の型枠が組み上がったところで型枠にFシートなるものを磁石で張り付けていきます。このFシートは基礎と巾木とが一体となり型枠を外した時の意匠性の向上や、コンクリートの中性化を抑制する働きが有ります。
高さを確認しながら2人掛かりでシートを張っていきます。
綺麗に張り終える事が出来ました。型枠を外した時の表情が楽しみです。
ユニック車で加工された鉄筋が搬入されました。総重量は3tほどです。
外周部の立上りから組み始め、地中梁、土間、内部立上りと順次組んで行きます。
鉄筋が組み終わった所で給排水設備業者さんの登場です。基礎貫通スリーブを取り付けます。この基礎貫通スリーブは将来の補修・点検を容易に行える為に設置します。
コンクリートの打設前に日本住宅保障検査機構(通称JIO)の配筋検査を受けます。是正事項もなく適合でした。検査員の方に『綺麗に組めていますね』とお褒めの言葉を頂き嬉しくなりました。
検査が合格だったので朝から4人掛かりでコンクリートの打設を行いました。
バイブレーターを掛ける人、タッピングをする人、コテで均す人それぞれ役割が決まっています。
コンクリートを打ち終えると、硬化を見計らって金コテ押えをして仕上げます。
次は基礎の立上りの施工です。高さの基準となるレベルポインターを取り付けます。
人通口の型枠をセットし順次組み立てて行きます。
型枠が組み上がったので立上りのコンクリートの打設を行いました。
基礎の天端にスジを入れます。天端レベラーの付着が良くなる為のひと手間を掛けます。
打設とレベラーの施工が完了しました。暑い中お疲れ様でした。
養生期間を置き型枠の解体と埋戻しをしていきます。きれいに打ちあがりました。
次は玄関廻りの土間のコンクリートを打設します。この工事で基礎工事も一段落です。
基礎が完了したところで外部の埋設配管を行います。
次回は木材加工・塗装編をリポートします。
住宅部 丹羽政雄