【幸せ叶える家】第7回 造作開始
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上棟式を終えた現場は間柱と構造用補強金物の取付けを行いました。
適切な箇所に適切な金物を取り付けることで、力が適切に伝わり、本来の耐震力を存分に発揮することができます。
金物を取り付けが終わったので、耐力面材のハイベストウッドを張ります。耐力面材は所定の釘で間隔と位置を守り確実に止め付けます。
耐力面材を取り付け終わると透湿防水シートを張ります。シートはタイベックハウスラップの3m品を使用します。継ぎ目が少なくなり防水上有利になります。
綺麗に張り終える事が出来ました。
内部では床下の給排水配管を行います。近年ではヘッダー工法が主流となっています。配管途中に継手が無いので水漏れの心配が無く、給水・給湯がヘッダーに集中しているので保守点検が簡単に出来ます。
電気配線も床下で行います。真壁が多く天井を張らない部分が多いので床下での配線を行います。伝説の電気屋さん司電設の松本さん丁寧な配線ありがとうございます。
分電盤を設置するところに電線が集まってきます。
床下での配管・配線が終わると床を伏せます。まずは断熱材を充填します。断熱材は旭ファイバーグラスのアクリアUボートです。隙間なく充填されています。
順次床下地合板を伏せます。
和室の畳下は杉の厚板30mmを張りました。これがこのまま仕上げでもいい感じです。
床組が終わった所で日本住宅保障検査機構(通称JIO)の構造躯体検査を受けました。今回も是正事項なく適合を頂きました。
次回、サッシと外壁下地をレポートします。
住宅部 丹羽政雄