【幸せ叶える家】第13回 内装仕上げ
大工工事も終わり工事も仕上げ段階に入りました。
内部では左官壁部分のパテ処置を行います。近年の左官壁は乾式が多く、プラスターボードのビスと継ぎ目のパテ処理をしてから仕上げ材を塗ります。我が家はリビング・ダイニング・玄関をフジワラ化学㈱のけいそうエコナ、和室には和美を採用しました。両方共に珪藻土を使用しているので調湿作用が有ります。
パテ処理が終わると柱のチリをマスキングテープで養生してからけいそうエコナを塗ります。マスキングテープを貼るのは柱に汚れが付かない様にする為です。
仕上げパターンは塗り放し仕上げです。左官職人さんの感覚で塗ってもらいます。
塗り終えると柱のマスキングテープを剥がします。どんな感じになるかは乾燥してからのお楽しみです。
和室は、下塗りを行ってから上塗り材で仕上げます。
下塗りが終わり乾燥を待ってから、仕上げ材を塗る為に再度柱のチリをマスキングテープで養生をします。
養生を終えると上塗りです。和室はコテむらが出ない様に平滑に仕上げます。
左官工事と並行してクロス工事を行いました。寝室・キッチン・洗面所・トイレはクロスです。左官壁と同様にプラスターボードのビスと継ぎ目のパテ処理を行います。
クロスを貼った時に凹凸が出ない様にパテ処理部分を研磨します。
キッチンの天井です。一人で貼るのは大変そうです。
左官工事に戻ります。玄関は豆砂利の洗出し仕上げです。下地用のモルタルを塗ります。
洗出し仕上げはこんな感じになりました。いい具合に豆砂利の表情が現われました。
玄関ポーチもこんな感じです。
工事も最終段階、木製建具の取付けです。
照明器具・コンセントの器具付け・住宅設備機器の取付けを行います。
最後はハウスクリーニングをしていよいよ完成です。サッシなどに付いた工事中の汚れを隅々まで清掃を行います。
次回、完成お披露目をレポートします。
住宅部 丹羽政雄