【北春日丘の加子母子屋】第2回 基礎工事1
大阪支店 彩都やまもり加子母子屋モデルハウスの2棟目の加子母子屋が、大阪府茨木市北春日丘にてスタートしました!!
東濃桧をふんだんに使うのはもちろん、夏は涼しく冬は暖かい加子母子屋。
そしてウッドデッキとつながる開放的なLDKを中心に家族からご近所さんまで、皆が集えるような間取りが特徴的な加子母子屋です。
竣工予定日:平成28年8月中旬
延床面積:34.82坪 (1F:17.54坪、2F:17.28坪)
間取り:2LDK+WIC
設計:中島工務店設計室
5月になり、晴れの日は日差しが強く、じっとしてても汗が流れる日々が多くなってきました。
地鎮祭を終えた北春日丘の加子母子屋では地盤補強の杭工事が完了し、ただいま基礎工事の真っ只中です。
丸い筒のようなものが杭(鋼製杭)の頭です。この上に基礎が出来上がってきます。
杭は地面の下の支持層と呼ばれる固い地盤のところまで貫入されており、建物の重さを支持層まで伝えて建物全体を支えます。北春日丘の加子母子屋の杭は一番長い杭で6m以上も貫入された杭もあります。
しっかりとした建物にするには、まず地盤からですね。
地盤補強が終わると、次は基礎工事です。
まずは床付け(とこづけ)と呼ばれる地面の掘削・均しです。
今回、基礎工事を担当して下さるのは、中島工務店の関西地域ではお馴染みの岩本総建さんです。代表の岩本さん自ら重機を操縦して、手際よく床付けしていきます。
奥の方から丁寧に、着実に進めていきます。
朝から開始して、お昼前には床付け完了です。
次に砕石を敷き詰めていきます。
重機で配った砕石を、手で均していきます。
砕石がきれいに敷き詰められました。
工事の合間に砕石を地面まで掘って、地鎮祭でお供えした「鎮め物(しずめもの)」を埋設します。
鎮め物とは、「その工事の安全」と「工事が終わった後、そこに住まわれる方の厄災を回避する」ことを願ってその土地の神様にお供えするものです。地鎮祭にいったんお供えしたものを基礎工事のこの段階で建物の真ん中に埋設します。鎮め物の向きは、南面から見て文字が見えるような向きに置きます。北春日丘の加子母子屋の鎮め物もしっかりお供えしてきました。
鎮め物を終えたら、砕石を転圧して締め固めます。
給排水・電気の配管を埋設し設置した後、基礎本体の下の地面からの湿気を防ぐ防湿シートを被せます。
これで地面からの湿気がコンクリートを通って、床下に侵入するのを防ぎます。防湿シートも完了しました。
さて、基礎工事も中盤に差し掛かってきました。
次は鉄筋の配筋です。
基礎コンクリートの中にある鉄筋を組み立てていきます。
工場で曲げられてきた鉄筋部材を着々と組み立て、基礎のおおよその形が見えてきました。配筋の完了です。
コンクリートを打設した後の姿が想像できますでしょうか。
打設後の写真で想像と照らし合わせてみて下さい。
次回は、基礎工事完了までをリポートします!
お楽しみに!
中島工務店 神戸支店 卞悠