現場リポート

【北春日丘の加子母子屋】第7回 断熱吹付工事

大阪支店 彩都やまもり加子母子屋モデルハウスの2棟目の加子母子屋が、大阪府茨木市北春日丘にてスタートしました!!
東濃桧をふんだんに使うのはもちろん、夏は涼しく冬は暖かい加子母子屋。
そしてウッドデッキとつながる開放的なLDKを中心に家族からご近所さんまで、皆が集えるような間取りが特徴的な加子母子屋です。

竣工予定日:平成28年8月中旬
延床面積:34.82坪 (1F:17.54坪、2F:17.28坪)
間取り:2LDK+WIC
設計:中島工務店設計室

投稿日/ 2016年06月29日
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各種検査も無事終わり、北春日丘の加子母子屋では断熱吹付工事に入りました。


加子母子屋で採用する断熱材(外壁)は、アイシネンと呼ばれるカナダで生まれた現場発泡方式の吹付断熱材です。カナダはさまざまな気候風土があり、その多様な気候にも遍く対応している実績がある北米ではシェアNo.1の断熱材です。
最大の特徴は、気密性能が確保しやすいという点です。気密性能が低いといくら断熱性能が良くても隙間から外気が侵入し断熱性能が十分に発揮されません。アイシネンは発泡断熱材なので、隙間なく充填され断熱材の性能を十分に発揮できる点で採用しております。
また水で発泡するので、フロンなどを含まず、シックハウス症候群などの原因物質とされるホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化合物)を一切含まないので、人体にも配慮した断熱材です。

前置きはこのくらいにして、アイシネンの施工性の良さをリポート致します。


加子母子屋では、主に外壁にアイシネンを吹き付けており、化粧材・サッシなどの養生を済ましてから吹付開始です。
2Fから1Fへと吹き付けていきます。


養生含め、朝から初めて15時くらいには吹付は完了します。


吹付完了後は、2Fから発砲した余分なアイシネンを専用の刃物で削ぎ落し壁の下地材の表面に合わせて整えていきます。


この時点でほとんど隙間なく充填されていますが、発泡しすぎて少し空隙があるところにはスプレータイプの現場発泡断熱材で補完していきます。


補完したところも整えて清掃を済ませば、アイシネンの施工は完了です。


完了までに丸2日かからないというスピード感もアイシネンの特徴です。
気密性能と断熱性能の確保、施工性の良さが加子母子屋でアイシネンを採用する主な特徴です。

次回は屋根板金工事についてリポート致します!

お楽しみに!

中島工務店 神戸支店 卞悠