【ふるさとと繋がる家】ふるさとと繋がる家、完結編!
名古屋市守山区。
ふるさと加子母からこの地に嫁いだ奥様。
奥様のご実家は加子母の製材屋さん。
桧や杉、様々な木材が製材される。
そして木材たちもここへ嫁いでくる。
こうしてまたふるさとと繋がる。
そんな住まいづくりが始まります。
竣工予定日:2016年2月末
延床面積:141.62㎡(42.84坪)
間取り:4LDK+8帖の吹抜け+畳コーナー+中庭のある家
設計者:中島工務店設計室 小林尚長
「ふるさとと繋がる家」は今年2月のラストスパートを最後にこの現場リポートが滞っておりましたが、ようやく本日、完結編を迎えるに至りました。リポートの続きを楽しみにされていた方には大変ご心配をお掛けしましたが、ご安心ください、素晴らしい住まいづくりを完結することが出来ましたので、ここにご披露させていただきます!
まずは2016年2月26日~27日に開催した完成内覧会の様子です。
完全予約制で開催した完成内覧会には二日間で20組以上の方にご来場いただき、新規のお客様から設計中の客様、更には現在弊社で工事中のお客様など、様々な角度からご覧いただくことが出来、とても内容の濃い内覧会になりました。
そして翌週の3月3日のひな祭りの日にお引き渡し。名古屋支店長立ち合いの元、「中島とつくる家証明書」をお渡しし記念撮影をしました。
2010年春の土地探しから始まったこの住まいづくりプロジェクトは足掛け6年!いよいよお披露目です!
敷地の間口は6.6メートルと狭いのですが、南からの2台分のガレージと玄関までのアプローチはしっかり確保してあります。
間口が狭い分、敷地の奥行きは27メートル以上。西側から望むとその存在感は圧巻です。緩勾配の屋根がドッシリ感を際立たせています。
アプローチを奥まで進むと・・・突き当りに中庭がありその手前でご家族を迎える玄関があります。この中庭には重要な役割があるのですが、それは後ほど!
玄関を入ると中庭を望む丸窓。総ひのき造りの玄関はとびきりの豪華さがあり、ご家族だけでなく、来客までもが温もりを感じるところです。
一方、2階の主寝室は杉板張りで柔らかな安らぎを感じます。
対面キッチンのカウンターはひのきのノタ付き。その奥にはパソコンコーナーを設け、ご家族のだれもがいつでもパソコンを使えるようにしました。
LDKは住まいの一番北側に配置したのですが、中庭に面した吹抜けからは明るい陽射しが差し込み、心地良い風も爽やかに注ぎ込まれます。そうです、ここで中庭の存在感をたっぷり感じていただけるのです。
階段室のぐい飲み展示コーナーやゴロンとできる畳コーナー、どこに居ても明るい空間ばかりです。
陽が暮れると・・・やわらかい照明の光が昼間と違った雰囲気を作ってくれます。それにしてもこの桧の丸太はこの家のシンボルですね!
そしてこの「ふるさとと繋がる家」は、その住まいづくりのプロセスが評価され、地域の住まい雑誌「住まいの提案、岐阜」に紹介されました!
『希望が共感に変わるまで、不安が納得に変わるまで。』まさに6年の集大成が紹介されおり、読んでいるうちに熱いものが込み上げてくる思いでした。
さらに中島工務店の2017年のカレンダーにも選んでいただきました。
掲載月は7月!なんと7月は製材屋の娘さんである奥様の生まれ月。人知れない繋がりを感じざるを得ませんね(^^)
2016年12月吉日、年末のご挨拶に伺いました。
こうして、長くも楽しくやって来れた「ふるさとと繋がる家」の住まいづくり!いよいよ完結です。住まい手と造り手のお互いのわがまま?が形になって出来上がった素晴らしい住まいです!これからも末永くお付き合いくださいますようお願い申し上げます。そして、ご家族のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
これで完結です!
皆さま、ありがとうございました!!