現場リポート

【神戸市 祇園の家】大工さんの仕事3

古くから祇園神社として1130年余りの歴史を持つこの地。
祇園さんと親しまれ、この地の多くの方がそれと関係を持っていた。
木造平屋建て中二階、中庭を挟んで共有の棟とプライベートな寝室棟に分かれている。
辺りには古い建物が建ち並び、その中に調和しながら主張もする。
そんな「祇園の家」の誕生です!

竣工予定日:平成24年8月末
延床面積:1F 54.04坪 2F 13.47坪
設計者:中島工務店設計室 

投稿日/ 2012年06月22日
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和室天井の取付が始まりました。

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杉の無垢板です。船底天井といって、天井が部屋の中心に向かって傾斜になっています。

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船底天井の棟木となる桧の材料は部屋境で継いであります。これは宮島継ぎと言います。


天井の竿縁などに使われる継手です。これでもうはずれません。

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こちらでは玄関式台の加工中です。槍鉋を使います。

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槍鉋で削った表面は艶が出ます。凸凹も足ざわりがよい物になります。

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吹抜けの手摺には飾り板がつきます。

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この日はお施主様のお孫さんが焼いてくれたクッキーを頂きました。とてもおいしかったです。