現場リポート

【神戸市 祇園の家】大工さんの仕事4

古くから祇園神社として1130年余りの歴史を持つこの地。
祇園さんと親しまれ、この地の多くの方がそれと関係を持っていた。
木造平屋建て中二階、中庭を挟んで共有の棟とプライベートな寝室棟に分かれている。
辺りには古い建物が建ち並び、その中に調和しながら主張もする。
そんな「祇園の家」の誕生です!

竣工予定日:平成24年8月末
延床面積:1F 54.04坪 2F 13.47坪
設計者:中島工務店設計室 

投稿日/ 2012年07月03日
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玄関には違い棚が付きます。

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栃の板が現場に入ってきました。

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栃の板は縮杢が特徴です。波のような模様が出てきます。

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近くで見ると縮の目が立体的に見えます。

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松下棟梁が取付の準備をします。
今回は板の側面も見えるので、木口側に蓋を付けます。金物を隠す役目と、小口を正面の木端と同じ模様にします。

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若い大工さんも頑張っています。階段手すりの格子を加工中です。

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吹抜けのキャットウォーク?

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電気屋さんと左官屋さんも入って休憩時間の打合せ中です。お互いの仕事を見て、刺激し合っています。