現場リポート

【成増の家】地鎮祭&木材検査

投稿日/ 2018年04月21日
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昨年の春より設計が始まった「成増の家」
東京で木のある暮らしを掲げた中島と作る家です。
成増に住まわれて70年以上の住まい手さんとの打ち合わせを経て2月より着工しました。

地鎮祭


地鎮祭は住まい手さん・ご家族様・ご親戚様に参列して頂き、執り行われました。
工事の無事を祈念しました。いよいよ工事が始まります。

木材検査

中島工務店との家づくりでは住まい手さんと一緒に家に使われる木材を見に行きます。
工場は岐阜県中津川市加子母村(かしもむら)にあります。


土台・柱・梁・桁等の構造材を確認。
製材所責任者から木材の特性と強度などの説明を受けました。


GD-25:含水率25%以下
GE-90:ヤング係数90以上
含水率とは木材にどれくらい水が含まれているかを表した値です。
ヤング係数とは靭性(じんせい)といわれる粘り強さを表しています。
構造計算をした際に含水率と強度の指定がある木材も含まれています。


奥に見えるひときわ大きな柱が「大黒柱」です。
家の中心に置かれ、支えてくれる重要な材料です。


住まい手さんご家族・ご親戚様と記念撮影。
設計者・現場監督・製材所責任者を含めた木材検査が無事に終わりひと安心です。
きれいな木材はこのあと加工されて現場に届けられます。


木材検査の最後に加子母の名所「加子母明治座」に立ち寄りました。
ここでは地歌舞伎をはじめ、コンサートなど色々な行事が行われます。

検査で確認した木材は建方の時に使用されます。

どんなふうになるのか今から楽しみです。