現場リポート

【御前山を仰ぐ和みの家】地盤調査

お施主様は、先代から中島工務店とのお付合いのあるご夫妻。
増築を重ねた元の家は子育てを卒業した二人にとっては広すぎて使い勝手が悪く、その上冬は寒く日中でも暗い部屋が点在していました。
長年の不自由な暮らしを解消する為、代々引き継ぐ家を解体し新築する住まい造りを決意。
建てたいのは
明るくて・風通しが良くて・季節を感じて・暖かい家!
家族・親戚・友人が集う家!
自然豊かな飛騨の霊峰 御前山(ごぜんやま)の麓に拘りの家造りが始まります。

竣工予定 2019年11月
延床面積178.46㎡(53.99坪)
設計・監理:中島工務店設計室 加藤 隆

投稿日/ 2019年03月26日
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前回は解体工事の様子をご紹介しましたが、その後、順調に解体完了。
続けて、着工に向けて地縄張りと地盤調査を行いました。
今回はその様子をご紹介します。

地縄張り


2019年3月22日、きれいな更地となった建築地に地縄を張りました。
地縄張りとは、建築地に建物のカタチに縄を張って建物の大きさや配置を確認するもの。
このように縄で建物のカタチを示します。


この段階ではまだ建物のイメージがつきにくく意外と小さく見えることもあり、「小さすぎる・・・?」と不安になられるお客様もいらっしゃいます。
が、“御前山を仰ぐ和みの家”は53.99坪もあるからか、この状態でも十分大きく見えました。

地盤調査


続いて3月25日には地盤調査を実施しました。

地盤調査は専門業者に依頼。
スウェーデン式サウンディング試験という方法で、鉄の棒(ロッド)にドリル状の部品(スクリューポイント)を付け、おもりで荷重をかけて地中に貫入していきます。
おもりの重さやスクリューポイントを回転させた回数で地盤の強度を判定します。
設計にもとづいて専門家が指定した箇所を順次調査していきました。


今回の結果にもとづいて必要な地盤改良工事をすることになります。

さて、どんな結果になったのでしょうか。
詳しくは地盤改良工事編でお届けします。
3月の飛騨萩原宿は天候に恵まれたものの肌寒く、春が待ち遠しい日々でした。
春の訪れとともにいよいよ地鎮祭、着工へと進んでいきます。
次回もお楽しみに!

現場監督 前田安一郎