【御前山を仰ぐ和みの家】躯体検査
お施主様は、先代から中島工務店とのお付合いのあるご夫妻。
増築を重ねた元の家は子育てを卒業した二人にとっては広すぎて使い勝手が悪く、その上冬は寒く日中でも暗い部屋が点在していました。
長年の不自由な暮らしを解消する為、代々引き継ぐ家を解体し新築する住まい造りを決意。
建てたいのは
明るくて・風通しが良くて・季節を感じて・暖かい家!
家族・親戚・友人が集う家!
自然豊かな飛騨の霊峰 御前山(ごぜんやま)の麓に拘りの家造りが始まります。
竣工予定 2019年11月
延床面積178.46㎡(53.99坪)
設計・監理:中島工務店設計室 加藤 隆
4月に雪が積もった飛騨萩原宿でも、5月らしい暖かい日が続くようになりました。
現場では上棟後も着々と作業が進み、5月20日にはJIO(日本住宅保証検査機構)の躯体検査を受けました。
今日は躯体検査の様子を中心にお届けします。
耐力面材・透湿防水シート貼り
建て方後、上棟式までに耐力面材と透湿防水シートを貼り進めていました。
耐力面材は耐震・耐風性能を高めるもの、透湿防水シートは壁体内の湿気を外部に逃がすもので躯体を長持ちさせることにつながります。
間柱・筋交い
2019年5月14日には間柱や筋交いを取り付けました。
しっかり金具で留めつけます。
躯体検査
5月20日、JIO検査員による躯体検査が行われました。
耐力面材や筋交い、構造用金物の施工状況、防水処理などをひとつひとつ確認していきます。
耐力面材の釘の種類やピッチが適切かどうかも確認します。
残念ながら1カ所だけ「防水透湿シートが剥がれている」との指摘を受けてしまいました。
サッシ取付時等に剥がしてきちんと貼り直していなかったのが原因です。
指摘を受けた箇所は是正して、報告書を提出して承認してもらいます。
躯体検査を終え、さらに内部外部ともに作業が進んでいきます。
引き続きお楽しみに。
現場監督 前田安一郎