【御前山を仰ぐ和みの家】外壁仕上げ検査
お施主様は、先代から中島工務店とのお付合いのあるご夫妻。
増築を重ねた元の家は子育てを卒業した二人にとっては広すぎて使い勝手が悪く、その上冬は寒く日中でも暗い部屋が点在していました。
長年の不自由な暮らしを解消する為、代々引き継ぐ家を解体し新築する住まい造りを決意。
建てたいのは
明るくて・風通しが良くて・季節を感じて・暖かい家!
家族・親戚・友人が集う家!
自然豊かな飛騨の霊峰 御前山(ごぜんやま)の麓に拘りの家造りが始まります。
竣工予定 2019年11月
延床面積178.46㎡(53.99坪)
設計・監理:中島工務店設計室 加藤 隆
中島工務店の家づくりでは、施工の過程でたくさんの検査があります。
住宅瑕疵担保責任等に伴う第三者機関による検査はもちろん、そのほかにも社内検査で図面通りに正しく施工されているかを施工課長や現場監督が検査員となってチェックします。
Vol.6では躯体検査、Vol.7では外壁防水検査を取り上げましたが、今回は社内検査のひとつ、外壁仕上げ検査をご紹介します。
外壁仕上げ検査
外壁仕上げ検査はその名の通り、外壁の仕上がりを確認する検査です。
現場監督が検査員を務め、足場に上がって至近距離から細部を確認していきます。
貫通部や開口部周辺は特にしっかりチェックしたいポイント。
これより前に外壁防水検査で内部の防水状態は検査済ですが、最終的な外装の仕上がりも大切です。
雨樋など、雨水の処理に関する部分も重要です。
もちろん屋根にも上がります。
足場解体後にはなかなか見られなくなる箇所を細部まで丁寧に確認しました。
こうやって画像が残っているとお施主様にも安心していただけます。
足場撤去
無事に外壁仕上げ検査を終了し、2019年9月6日、足場を撤去しました。
外観お披露目です。
飛騨萩原宿の街並みにふさわしい、落ち着いた佇まいです。
完成すると、もっと趣ある印象に仕上がるはず。
お引渡しまであと3カ月足らず。
工事はまだまだ続きます。
現場監督 前田安一郎