【八千代の家】基礎工事①
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地鎮祭が終わり、現場では基礎工事を始めるにあたり行う、丁張り(ちょうはり)と遣り方(やりかた)が始まりました。
基礎工事を担当するのは浅水土建(あさみずどけん)の浅水親子です。
浅水さんは、20年以上前の先代から、中島工務店の家造りを支えてくれる仲間です。
遣り方(やりかた)の様子です。地縄(じなわ)張りで確認した建物の位置を基に、レベルなどの測量機を使い、正確な基礎の位置・高さを杭や貫(ぬき)という木材で水平に柵をかけていきます。
掘削するスペースを考え、杭は地縄で設定した建物の通り芯から外側に1m程度離して打ち込んでいきます。
丁張りをかけ終えると、並行に据え付けられた柵に基準の水糸(みずいと)を張り、通りの位置と、掘削高さを確認しながら、工事を進めていきます。
根切り(ねぎり)工事の様子です。根切りは基礎コンクリートを打つため、一定の高さまで地盤の土を掘削することです。
根切りを終えた地盤の上に転圧をかけ、採石を撒きます。その上から再度転圧をかけ、採石を含めた地盤を締固める事で、支持力が増大する効果があります。
地鎮祭で神主様から頂いた鎮め物(しずめもの)は、この時に埋設しました。
基礎部分全体の転圧を終え、地盤の湿気を防ぐ防湿シートを敷き込みました。
地中梁部分に均しコンクリートを打設しました。均しコンクリートは墨出し、型枠、鉄筋の受け台など、基礎工事を進めていくうえで重要な役割があります。
次回基礎工事②に続きます。
東京支店 今井拓磨