現場リポート

【凱風館(内田樹様邸)新築工事】『林業家』小林さんを訪ねる

「日本辺境論」等等、多数の著書を出されている内田先生のご自宅兼合気道道場を 新進気鋭の若手建築家、光嶋裕介氏が設計された建築がいよいよスタート。
■光嶋裕介建築設計事務所
 URL→http://www.ykas.jp

竣工予定日:平成23年10月末
延床面積:350㎡
間取り:4LDK+合気道道場
設計者:光嶋裕介建築設計事務所 光嶋裕介

投稿日/ 2011年04月09日
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雪の積もった萱葺き屋根の下では、時々パチパチと音をたてながら、だるまストーブが私たちをぽかぽかと温めてくれます。時折、小林さんの相棒 ダルマくんに薪をくべる・・・そんな落ち着いた暮らしをする、小林さんが育てた美山の山、そして杉。それが凱風館の主要構造材として旅立ちました!

あっ、『だるまストーブ』の登場です↓


懐かしい!と思われる方も、何このストーブ!と思われる方も、今も現役のエコな暖房器具として大活躍のようです。昭和40年代頃までは、小学校などの教室でも普通に見られたのだとか・・・


そぉ、実はここ、京都府南丹市美山町、まだ雪深い今年の1月下旬、内田先生のご友人で林業家の小林さんを訪ねたときのものなんです。


雪の積もった萱葺き屋根の下では、時々パチパチと音をたてながら、だるまストーブが私たちをぽかぽかと温めてくれます。時折、小林さんの相棒 ダルマくんに薪をくべる・・・そんな落ち着いた暮らしをする、小林さんが育てた美山の山、そして杉。それが凱風館の主要構造材として旅立ちました!


まんまる丸太は、屋根を支える棟木として、


積まれた平角材は、床を支える梁桁材として、


小林さんも、笑顔で見送ります!さいごに、


凱風館の軸組部材のふるさとへ・・・1年以上前に伐り出され、もこもこと雪をかぶった切株たちも、広い空を仰いで すっかり山に溶け込んでいるご様子。・・・そんな美山の軸組材は、只今、岐阜の『東濃ひのきの家プレカット工場』にて加工され、4月中旬の建方へ向け順次スタンバイしております!

【ご当地グルメ】(京都府南丹市?)


道中でお昼を食べようも、お店がない!あきらめかけたそのとき、山のなかに、気になるお店発見!


ラーメン専門店 キャプテン です。光嶋先生とツイッターの話で盛り上がり、
名物?『いのししラーメン』をいただきました!いのししのあっさりスープがなかなかクセになるかも・・・。