【凱風館(内田樹様邸)新築工事】2011.10.17 朝の凱風館
「日本辺境論」等等、多数の著書を出されている内田先生のご自宅兼合気道道場を 新進気鋭の若手建築家、光嶋裕介氏が設計された建築がいよいよスタート。
■光嶋裕介建築設計事務所
URL→http://www.ykas.jp
竣工予定日:平成23年10月末
延床面積:350㎡
間取り:4LDK+合気道道場
設計者:光嶋裕介建築設計事務所 光嶋裕介
本日の神戸は、ポッカポカの陽気で、六甲山にはモヤがかかっていました。光嶋先生も早朝より現場に来て頂いています。
2011.10.17
朝陽を浴びて、漆喰の白が鮮やかに浮かび上がっていました。 朝の姿もなかなか美しいです。
そして、中の様子です。まずは、現在現場事務所として使わせていただいている寝室はというと、
続いて、階段室は、
朝陽の気持ちよさを実感できる出来上がりです。
そして、いよいよ、山本画伯による「老松」の製作が始まりました。
この深いグリーンの上に、どのような「老松」が描かれるのでしょうか?現場には、緊張の糸が張りつめていました。
と、これは、当社の鬼の現場監督平井部長が、画伯のためにこしらえた椅子です。
ちょっとでもお役にたてればと・・・現場の前には、例よって桧の切れ端を置かせていただいています。本日のは、お値打ち品です。ほとんど節の無い桧の板材です。
もう2組の方が持っていかれたので、無くなるのは、時間の問題だと・・お近くの方は是非是非お急ぎ下さい。
現場の方では、外構工事も旧ピッチで進んでいます。
閑話休題
昨日、内田樹先生の出演されている「ラジオデイズ」の平川克美氏との対談を聞かせていただきました。原発のお話やら、日本鎖国論やら、「能」 というものが、単なる娯楽や趣味ではなく、教養であったというお話やら、興味のつきない面白いお話だったのですが、その中で、ご自宅は、美山の杉と飛騨の桧で建てておられることをお話されていました。(確か、鎖国論から木材は自給できるというお話の流れだったと思うのですが・・)。内田先生の大胆なアイデアには、とても驚かされるのですが、一方では、それが、とても全うなご意見だと思います。とても面白くためになるお話でしたので、皆様も是非是非、聴かれてはと思います。