現場リポート

【凱風館(内田樹様邸)新築工事】2011.9.22 初秋

「日本辺境論」等等、多数の著書を出されている内田先生のご自宅兼合気道道場を 新進気鋭の若手建築家、光嶋裕介氏が設計された建築がいよいよスタート。
■光嶋裕介建築設計事務所
 URL→http://www.ykas.jp

竣工予定日:平成23年10月末
延床面積:350㎡
間取り:4LDK+合気道道場
設計者:光嶋裕介建築設計事務所 光嶋裕介

投稿日/ 2011年09月22日
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台風一過の後、やっと秋がやってきました。

2011.9.22


内部では、いろいろな木が、いろいろな色を塗られ、様々な表情を見せています。


天井は、杉に柿渋のみを塗装、壁は、黒ベンガラを混ぜた柿渋塗装。


これは、白ベンガラを混ぜた柿渋。


この格子もイイ表情が出ています。外部には、楽しみな左官工事が始まっていました。


井上左官さんの腕の写真など・・・・(真剣なまなざしで壁を見つめられていました。)


ここからは、ちょっとだけ、 内田先生にも6月に行っていただいた、我ふるさと「加子母(かしも)」のご紹介など。


黄金色の稲穂がたわわに実っていました。

じつは、「水と緑の勉強会」と銘打って、加子母をもっと知っていただこうと、お客さまをご招待するイベント です。


木の伐採シーンを見ていただいたり、


ここは、原木市場。


ひのきの山を、元営林署で山の研究をされていた中川に説明、案内させていただきました。


この木が二代目大ヒノキという大木です。彼らこそ山の住人です。人間は、彼らに遠慮しながら歩かせいただく気持ちが大事かと・・


とは言いながら、こちらでは食べちゃいます。中国料理とは違い、背中のぶつぶつに毒があるそうで、 ちょっと苦味があるそうです。みなさんも、一度、ご賞味あれ。(いやいや、私は・・・)


これは、「栃の実 」です。
割ってみると、中実は、栗のような実で、あく抜きが必要ですが、もちろん食べれます。


「栃の実せんべい」、「栃餅」などが有名です。栃の木もフランス語では、「マロニエ」です。(ちょっと、おしゃれでは・・・)
みなさんも、是非是非、「加子母」へ遊びに来てください。